ryotankの備考録日記

趣味の電子工作についての備考録などなど

電子工作作業報告書管理アプリその12

ER図が出来たので、

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ER図_ewrn

論理設計である手順1の

ER図をRDBのテーブルに変換する
データベースはMariaDBにし、それに沿った形に変換したテーブル定義を
作成する

これを「論理データモデル」と呼ぶ

テーブル定義作成するには、テーブル定義書を書く

テーブル定義書のヘッダー部分としては
作成者、作成日、更新者、更新日、システム名、テーブル名

詳細部分の構成要素は、以下のようなものが挙げられる。

・項番(No)
・PrimaryKey(主キー)の有無
・UniqueKeyの有無
カラム名
・項目名
・項目概要
・データ型
・長さ(バイト)
・NotNullの有無(NULLを許すのか、許さないのかの列制約です)
・デフォルト(初期値)
・備考

項番(No):
一つのカラムに対して、1つの項番(No)を割り当てます。

PrimaryKey(主キー)の有無:
Primary Key(主キー)とは、テーブルに登録するレコード(データ行)の全体のうち、
ひとつのデータに特定することをデータベースが保証する列のことです。

例えば、学籍番号や従業員番号などは同じものが存在していないため、その番号によって
誰かを特定できますよね?

このような学籍番号や従業員番号のことをPrimaryKey(主キー)と言います。
UniqueKeyの有無:
UniqueKeyとは他の行の値とは重複してはダメという制御のことです。入れようとした値が既に入っている値と同じであればエラーにしますといった制御がかかります

カラム名(列名):
カラム名とはデータベースにおける列の名称のことです。エクセルで例えると、
AやBなどの英文字が並んでいるかと思いますが、あの列のことをカラムと言います。

項目名:
項目名はシステム上の項目名称のことです。例えば、個人情報を登録するシステムがあるとすると、
「氏名」「年齢」「住所」などが項目名にあたります。

項目概要:
その項目が何に使われるかを説明したものになります。誰が見ても理解出来るような項目であれば、
特に不要です。

データ型(データ属性):
データ形式を指定します。よく使われるデータ型は以下のようなものです。

・INT:整数型

・FLOAT:少数点型

・CHAR:文字列

・DATA:日付型

厳密に言うとデータ型はもっと細かく分けられるのですが、システム開発者でないと正確な指定はできないため、要件定義の際には「整数」「小数点」「日付」「時刻」
「日本語文字列」「英数字文字列」などのように指定すると良いでしょう。

長さ(バイト):
カラムの長さ(バイト数)を指定します。
ざっくり言うなら、半角文字1つで1バイトであり、全角文字1つで2バイトです。
NotNullの有無:
Nullとは空白値のことです。NotNullとは空白値を許容しない設定のことです。

 NotNull有り=空白値を許容しない

 NotNull無し=空白値を許容する

となります。
デフォルト(初期値):
項目のデフォルト(初期値)を指定します。例えば、Null、
スペース、ゼロのようなものがデフォルトの候補となります。

備考:カラムに対する補足事項を記載します。

これを作成する。